防災用ヘルメットとは?選び方や使用時の注意点などについて解説!

moura-blogimg19-1

地震が起きたときの行動では、防災用ヘルメットが大切です。非常時に自分の身を守れるように、適切な選び方を知りましょう。理想の種類を決めることで、安全に活用できます。また一度衝撃を受けたら交換が必要であるように、注意点も守ってください。今回は防災対策を検討中の施設スタッフのために、防災用ヘルメットの選び方や使用時の注意点を解説します。

 

防災用ヘルメットとは

防災用ヘルメットとは、災害が起きたときの避難行動や、復旧作業に使う専用のヘルメットです。商品化には労働安全衛生法規検定への合格が義務づけられます。災害時のさまざまな状況を想定し、材質や形などが工夫されているのです。企業や公共施設では、スタッフの安全を守るためとして、保管や使用が推奨されます。

防災用ヘルメットは、災害時のみの使用を想定しています。電気用だと感電防止を目的としているため、飛来物や落下物の衝撃に耐えきれない可能性があるのです。また作業用を防災目的で使うケースも見られますが、重すぎて持ち運びにくい方がいるでしょう。防災用ヘルメットは、使いやすさと安全性を両立しており、誰でも安全対策に役立てられます。

 

防災用ヘルメットの選び方2つ

防災用ヘルメットを選ぶときは、「労・検」ラベルを確かめましょう。ほかにも規格のチェックが大事です。ここでは3つの選び方を紹介します。

「労・検」ラベルをチェック

防災ヘルメットを選ぶときは、最初に「労・検」ラベルの有無を見てください。防災ヘルメットは保護帽とも呼ばれ、「労・検」ラベルつきは保護帽規格のクリアを示します。これがあれば作業現場での安全対策が可能です。ヘルメットとしての最低限の基準を満たしており、落下物や飛来物、転倒などに備えられるでしょう。

2023年時点の日本では、防災ヘルメット専用の規格はありません。作業用としての条件を満たせば「労・検」ラベルがつく形です。それでもヘルメットの性能を見る目安になるので、「労・検」ラベルがある方を選びましょう。このように防災グッズは、性能の証明があると安心できます。

規格で選ぶ

防災用ヘルメットを選ぶときは、規格を確かめましょう。防災目的で使うなら「飛来・落下物用」「墜落時保護用」を満たすものを選んでください。災害では落下物が頭に当たったり、転倒で頭を打ったりするかもしれません。体や命を守るには、充分な保護性能のあるものを使ってください。

たとえば飛来・落下物用規格があれば、頭部への衝撃を受けたとき、ケガのリスクを抑えられます。墜落時保護用規格は、転倒時の衝撃軽減に役立つでしょう。非常時の行動は不測の事態が予想されるため、一定の規格を満たすことが大切です。防災用ヘルメットの商品情報から、頭を守るための必要な規格を確かめてください。

 

防災用ヘルメットの注意点2つ

moura-blogimg19-2

防災用ヘルメットには、2つの注意点があります。すぐに使えるように、デスク周りに保管してください。加えて防災用ヘルメットに対しても、定期的な交換が必要です。2つの注意点について、以下を見ていきましょう。

普段はデスク周りに保管

防災用ヘルメットは、普段はデスク周りに保管しましょう。施設での業務中は、デスクにいることが多く、そのときの災害発生が想定されるからです。業種によっては、デスク以外の特定の場所への滞在が多いかもしれません。その場合は該当の場所に防災ヘルメットを備えつけましょう。

保管方法は、マグネット式フックをデスクにつけて、防災用ヘルメットを引っかけてください。コンパクトなタイプなら、フックで吊るしやすいでしょう。災害が起きたときは、フックからヘルメットを外すだけで使えます。このようにわかりやすく、取り出しやすい場所への保管がおすすめです。施設スタッフの安全を守るときは、デスク周りに防災用ヘルメットを保管してください。

防災用ヘルメットにも交換が必要

防災用ヘルメットも定期的な交換が必要です。保管開始から6年を過ぎたら、新しいものに換えましょう。経年劣化による保護能力の低下があるからです。古くなったものは、落下物や転倒などから頭を守り切れないおそれがあります。

防災用ヘルメットが一度でも大きな衝撃を受けたときは、使用終了後に交換してください。ダメージによって機能が低下するからです。次に衝撃を受けたとき、ダメージのせいで頭部を保護しきれないケースがあります。あらゆる災害から命を守るには、衝撃を受けた防災用ヘルメットから、新しいものに換えましょう。どのような災害が起きるかわからない以上、防災用ヘルメットは状況に応じて交換してください。

 

まとめ

防災用ヘルメットは施設にいる人々が災害に見舞われたとき、身の安全を守るうえで役立ちます。一定の規格を満たしたものなら、非常時の行動リスクを軽減できるでしょう。普段は取り出しやすいところに保管して、耐用年数を過ぎたり衝撃を受けたりしたら交換してください。以上によって、施設にいる人々の身を守れます。

「萬友商事株式会社」ではインターネットショップ「災害備蓄安全安心館」で、災害対策用品として防災用ヘルメットを販売しています。施設向けにまとまった個数での提供もしているので、気軽に注文可能です。当社が提供する防災用ヘルメットは軽くて丈夫なので、非常時には便利に扱えます。詳しくは当社公式サイトの商品情報をごらんください。