防寒目的だけではない?非常時に役立つ災害備蓄用毛布を解説!

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災害グッズというと、水や食料品を確保することばかりを考えてしまいがちです。しかし、忘れてはならないのが災害備蓄用毛布です。防寒目的で使われるのはもちろんですが、その他にも使い道がいろいろあります。ここでは、災害備蓄用毛布の基本的な情報とともに、防寒以外の使い方や正しい選び方について詳しく解説しましょう。

 

災害備蓄用毛布とは?

災害備蓄用毛布とは、災害や緊急事態に備えて備蓄するための毛布です。災害時には電力や暖房が停止することもあり、寒冷地や冬季の災害では体温調節が困難になる場合があります。そのような状況で暖かさを得るために、災害備蓄用毛布が必要になります。

災害備蓄用毛布の素材

災害備蓄用毛布は通常、保温性の高い素材で作られています。ウールやアクリル、フリースを使用した軽い毛布が一般的で、また耐久性があり、火に強い素材を使用していることも特徴です。これは、災害時には屋外で使用したり、火災が起きた状態で利用したりする場合があるためです。

普通の毛布との違い

災害備蓄用毛布と普通の毛布の違いは、大きさや軽さです。災害備蓄用毛布は持ち運びがしやすいように軽くコンパクトに作られています。畳むと、手のひらサイズぐらいに小さくなるものもあります。普通の毛布は大きく携帯性にすぐれません。また、災害備蓄用毛布は長期間保管できるように真空パックに入れられており、保管中にカビが生える心配もありません。普通の毛布は、保管方法によってはカビが生えたり、臭いが気になったりすることもあります。

災害備蓄用毛布の使用期限

災害備蓄用毛布に使用期限はありませんが、長期間使わずに備蓄していた場合、10年を目処に新しいものに買い替えるのが良いでしょう。防寒性に大きな違いが出ることは、あまりありませんが、耐火性や防水性などが劣化している恐れもあります。万が一の時に適切に使えるよう、定期的に交換することが大事です。

 

災害備蓄用毛布の形状

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毛布というと長方形をイメージしますが、災害備蓄用毛布には色々な形状があります。その中でも、代表的な形状は次の3つになります。

毛布タイプ

毛布タイプは長方形のオーソドックスな形で、体に巻いて暖を取ったり、床に敷いて上に寝転んだりできます。厚手のものは防寒面で優れていますが、かさばるため持ち運びは不便です。

ポンチョタイプ

ポンチョタイプは、ポンチョのように着用して使用します。フードがついているため、頭部を守れるのが利点です。ただし、着用した際の丈が短いため、全身の防寒はできません。着用せず、ひざ掛けとして使ったり、座蒲団のように上に座ったりできます。

寝袋タイプ

寝袋タイプは、体をすっぽり包める形状です。寝袋として使用できるため、避難所で宿泊する際などに重宝します。ただ、形状が変えられないため、使い道は限られてしまいます。

 

災害備蓄用毛布を選ぶポイント

災害備蓄用毛布はいろいろな種類があり、どれを選べばよいか迷ってしまいます。選び方のポイントは、次の6つがあげられます。

サイズと耐久性

災害備蓄用毛布は、さまざまな用途に使えるように十分なサイズが必要です。サイズとしては、150 cm × 200 cm以上が適しています。また、耐久性のある素材を選ぶことで、長期間の使用にも耐えられます。

防水性

災害時には、雨や湿気から身を守るために防水性のある毛布が重要です。防水コーティングや防水素材の毛布を選ぶと良いでしょう。

保温性

災害時には体温を保つことが重要です。保温性の高い毛布を選ぶことで、寒さから身を守れます。ウールや断熱素材を使用した毛布がおすすめです。

収納性

備蓄品として保管するため、コンパクトに収納できる毛布が便利です。折り畳むときにかさばらない素材や、収納袋が付属している毛布を選ぶと良いでしょう。

衛生面

災害時には清潔さが重要です。洗濯が可能な毛布や抗菌・防臭加工が施されている毛布を選ぶと、衛生的に使用できます。

防炎製品性能基準

災害用の毛布として備蓄するのであれば、防炎製品性能基準が満たされているものを選ぶのが賢明です。素材や機能面においても信頼でき、有事の際には熱から身を守ってくれたり、火の粉を防いでくれたりと、いろいろな場面で効果を発揮してくれるでしょう。

 

まとめ

災害備蓄用毛布は寒さから身を守るだけでなく、火や水を防いだり、布団代わりになったりと、一つあると重宝します。食料品を備蓄する時には、災害備蓄用毛布も忘れずに保管しましょう。また、大きめのサイズを選ぶのがおすすめと言えるでしょう。

「萬友商事株式会社」は、災害グッズの販売を行っております。災害備蓄用毛布も、難燃毛布やフリース毛布・3WAY毛布など、いろいろなタイプをご用意しており、また5年間保管できる水や食料品などもございます。備えあれば憂いなしという諺があるように、普段から防災意識を高めることは大切です。質の高い防災グッズを購入なさりたい企業・学校関連の方は、いつでもお気軽にご連絡ください。